当専攻の観山恵理子助教が、平成27年6月に「日本農業市場学会学会誌賞(湯沢賞)」を受賞しました。
同賞は、日本農業市場学会の学会誌である『農業市場研究』に前年度1年間に掲載された論文のうち、特に優れた論文の著者に授与されるものです。
今回は、冬ハクサイの流通過程で輸送費を上回る卸売市場間価格差が生じている要因を、独自に収集した詳細なデータを基に検討し、各主体の流通戦略ならびに消費地の所得水準が卸売市場間価格差に影響を与えていることを指摘した点が高く評価されての受賞となりました。
受賞論文:観山恵理子(2014)「大規模消費地を背景とした生鮮野菜産地の集出荷機構と卸売市場間価格差の規定要因―冬ハクサイを事例として―」,『農業市場研究』23 (2): 19-30.
受賞者:観山恵理子