東京大学大学院 新領域創成科学研究科 国際協力学専攻


東京大学大学院 新領域創成科学研究科 国際協力学専攻

 専攻概要


森川想

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森川  想（講師）
開発行政学分野
キーワード：行政学・政策学、社会技術論
研究室ウェブサイト

  プロフィール

2009年　東京大学法学部卒業
2011年　東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修士課程修了
2014年　東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程修了（博士（法学））
2014年-2019年　東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻助教
2019年-2025年　同講師
2025年6月より現職

 

  最近の研究テーマ

  • 開発途上国におけるインフラ整備行政とコミュニティや人々の認識に与える影響の研究

  • NIMBY問題の実験アプローチによる再検討

  • 政府と政策のイノベーションに関する研究

  • 政治が人々の認識や行動に与える影響の研究

  主な研究業績

  • Hayashi, R., Asano, T. Morikawa, S., Komatsuzaki, S. (2024). “Public Service Motivation and Not-In-My-BackYard: The Case of High-level Radioactive Waste Disposal Site in Japan.” International Public Management Journal, 27 (6), 948-971.

  • Morikawa, S., Aoyama, M., Kato, H. (2023). “Development of Railway Station Plazas: Impact on Land Prices in Surrounding Areas.” Transport Policy, 142, 1-14.

  教育方針

(1)フィールドで得られる経験と理論・実証分析の接続、(2)発展途上国と先進国の課題を横断する視点、(3)人間と社会に関する多層的な理解、といったことを強く意識しながら研究教育を行っています。

  研究内容

「開発」における行政の重要性は、先進国・途上国問わず古くから議論されていますが、政治学全体の中でも途上国行政へのアプローチが再度注目されています。行政組織や政策過程のミクロな動きへの着目、新しい測定方法や技術の活用など、理論・実証・実践のあらゆる面においてフロンティアが広がっています。興味・関心を持たれた方はぜひご一緒に研究しましょう！